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大手製造メーカー勤務。普段気になったこと、ビジネスモデル考察、本の感想などについて書いていきます。

挫折しない!「私流 勉強を続けるための9の方法 」

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「一年の計は元旦にあり 」ということで年始に英語の勉強を始めよう、資格試験の勉強を始めようと目標を決めた方も多いと思います。


2月に入り、現在勉強を継続されていますか?意気揚々と参考書を購入して数ページ読んで投げ出してはいませんか?どうもやる気が出なくて数分で投げ出してしまったり、仕事に疲れて即、夢の中へ入ってしまうということは誰でも一度は経験しているものです。


そんな人でも私流の勉強が続く「仕組み」をご紹介致します。


私は2013年に国家資格である中小企業診断士試験合格に向けて週20時間、年間1000時間の勉強を経て、1次・2次試験をストレート合格しました。当然仕事をしながら勉強を行っていました。その当時に行っていた勉強を続ける方法と今行っている方法です。

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ビジネスモデルを学ぶならこの1冊! 異業種に学ぶビジネスモデル【読書】

 今回紹介したい本はこちら!

 

異業種に学ぶビジネスモデル

タイトルの通り、異業種のビジネスモデルを転用してまったく違う業種で活用した事例を載せている。コマツ星野リゾートブリジストンなど有名企業のビジネスモデル事例が紹介されています。

 

 

<目次>
第1章 ビジネスモデル構築の方法
第2章 イノベーションを異業種に学ぶ
第3章 異業種のビジネスモデルを見る視点
第4章 ビジネスモデル変革の課題

 

本書はビジネスモデルを「知る」→「抽出する」→「応用する」というステップを取りながら、異業種にヒントがあるビジネスモデルについて考えて行くというスタイルをとっている。
よって様々な事例を元に、どのようなモデルなのかを抽出・抽象化することで他の業種にどう応用していくかを知ることができる。

具体的な企業として、アスクルから始まり、不動産のスター・マイカ、楽天バスサービス、素材の日本ゴア、スルガ銀行コマツ星野リゾートブリジストン、ベネッセ、フランスベッド、ハウスウェディングのテイクアンドギヴ・ニーズ、エルメット エーザイ、ライクラ、ガリバー、レンタカーのトランスファーカー、IBM、レンタル工具のヒルティ、アシックス、QBハウス、サウスウエスト航空、カーブス、西松屋ソニー損保、リブセンス、電通、WOWOW、セブン銀行、チャーズル・シュワブ、IMSヘルス、ブックオフ劇団四季スタジオアリスヤマハスーパーホテル、ジー・プラン、FC東京、オフィスグリコフェイスブック、アマゾン、スカイプ、エバーノート、リクルート、エアドゥ、アップルの事例が大なり小なり紹介されている。

 

 

序盤は企業の紹介から始まり、どのような成り立ちで、どう遷移していったのか。同業種と何が違うかなど、企業を中心とした解説が行われる。
中盤も企業紹介だか、比較的簡単にどのようなビジネスモデルかを解説し、ケースの教訓と異業種への移植について解説されている。
後半はビジネスモデルを中心にどのような企業があり、同業と比べなにが違うかを解説している。

 

このような様々な視点からビジネスモデルを紹介しているためビジネスモデルとは何か、どのような企業があるかを知るには非常に分かりやすい1冊である。

 

例えば、ヒルティについて簡単に説明する。


ヒルティは元々、建築用の工具を販売する会社だった。
ある日、社長は建築用工具は1つでも故障すると工事が1日ストップしてしまうほど重要である反面、メンテナンスが疎かになっている事実を発見する。
そこでリース料を払えば、いつでもメンテナンスされた工具一式を利用できるようにしたのである。売り切りで終わっていたビジネスをリース契約にすることで高い利益率を出せるようになったのである。


ヒルティのケースでは、ドリルを売ることからドリルの作る穴を売ることに成功した事例である。

 

 

 

 

上記のケースのように「定義付け」ひとつで売るものが大きく変化することが多々ある。楽天バスサービスでは、単なる移動手段から移動するホテルと定義付けを変えたのも同様の事例である。

【ワンマイル・リアルダイキャストシリーズ】JR関東 高速バス

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ビジネスモデル視点では、バンドリング/アンバンドリングやジレッドモデル、フリーミアムなどのビジネスモデルをどのように活用しているか事例を交えながら解説している。なんとなく知ってはいる有名なモデルを中心に解説しているため、親近感もあり読みやすい。IT業界のクラウドサービスやSNSについても解説しているため何気なく使っているSNSについても考えさせられる。

 

これからビジネスをはじめる人も自社のビジネス拡大を考える人も1回は読んでおきたい1冊です。

 

 

 

 

 

<同じ著者の山田英夫さんの書籍>

競争しない競争戦略 ―消耗戦から脱する3つの選択

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模倣の経営学 (日経ビジネス人文庫)

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なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編

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【祝】はてなブログ運営元「株式会社はてな」がマザーズ上場へ【ビジネスモデル考察】

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はてなブログの運営元である「株式会社はてな」がマザーズへ上場することになった。
最近ブログを開設した私としてもうれしい出来事ではあります。

 

jp.techcrunch.com

 

さて、ここでふと思ったのですが株式会社はてなは普段何をしてお金を稼いでいるのでしょうか。はてなブログはてなブックマークの広告?いやいや実はもっと隠れた事業があるのか?!と不思議に思った為、簡単に調査してみた。

 

まず、株式会社はてなとは何なのか、「会社情報」を見てみよう

会社概要

会社名  株式会社はてな
所在地  京都オフィス(本社)住所省略
     東京オフィス(本店)住所省略

設立   2001年7月

資本金  74,170,000円(7,417万円)

役員   省略

事業内容 【インターネット関連事業
      UGCサービス事業(コンテンツプラットフォームサービス・コンテンツマーケティングサービス・テクノロジーソリューションサービス)
     【関東総合通信局
      一般第二種電気通信事業者(届出番号:A-16-7740)

 

となっている。


まず気になるのが本社と本店である。京都は本社で東京は本店・・・何が違うんだ!
どうやらこれは京都の本社は開発拠点、東京の本店は営業拠点ということらしい。元々起業したときは京都でスタートを切り、その後東京へ移転。そして開発のみ京都へ移転ということで元の位置に戻ったという形だ。確かにIT事業において開発場所はどこでも関係ないため、東京を離れる企業も最近では珍しくないがはてなは2008年に移転している。

 

続いて、「事業内容」
インターネット関連事業。まぁこれはよくわかる。
UGCサービス事業?なにやら聞き覚えないないワードですね。

 

UGC 【 User-Generated Contents 】

UGCとは、Webサイトの利用者(ユーザ)によって制作・生成されたコンテンツ。電子掲示板(BBS)やブログ、プロフ、WikiSNSソーシャルブックマーク、動画投稿サイト、写真共有サイト、イラスト投稿サイトなどに書き込まれたり投稿されたコンテンツの総称。ユーザが作成したコンテンツを主とするWebサイトをUGM(User-Generated Media)あるいはCGM(Consumer-Generated Media)という。

引用:IT用語辞典 e-Words : http://e-words.jp/w/UGC.html

 

なるほどー、こんな総称があったのですね。知りませんでした、勉強不足ですね。

 

さらに括弧付けで、以下3点
①コンテンツプラットフォームサービス
②コンテンツマーケティングサービス
③テクノロジーソリューションサービス

 

①のコンテンツプラットフォームサービスはいわいるBtoCのサービス、②・③はBtoB向けのサービスを主に指していると考えられます。
①コンテンツプラットフォームは「情報の場」という意味なので、本はてなブログもこれに含まれるでしょう。
②コンテンツマーケティングは「情報のマーケティング」なので、情報を広めたり、伝えたりするサービスを提供していると考えられます。つまり企業や商品の広告を出しますと考えればよいと思います。
③テクノロジーソリューションサービスは技術解決なのでIT技術を使って問題を解決するサービスを行っていると考えれます。

とまぁ、推測を立てたところではてなのホームページをよくみると詳しくサービス内容が記載されていました。

 

大体、予想通りでした。以下がはてなのホームページに載っていたもの。

 

 

①コンテンツプラットフォームサービス

 はてなブログ
 はてなブックマーク
 B!KUMA
 はてなニュース
 人力検索はてな
 はてなキーワード
 はてなスペース
 はてなハイク
 はてなアンテナ
 はてなフォトライフ
 はてなグループ

 

 


正直、半分くらいしか知らないサービスでした。
いろいろ作ったけどウケなかったとか・・・?わかりませんが。しかしながらほぼ無料で各サービスを提供してくださってるのは一般ユーザーとして大変うれしい限りです。
ブログもプロにして少しくらい貢献してもいいかもと思ったくらいです。

 

②コンテンツマーケティングサービス
 はてなブログMedia
 はてなブックマークネイティブ広告


はてなブログMediaは「オウンドメディア構築・運営に特化したCMSを提供しています」とのこと。

まずオウンドメディア??CMS??とは何でしょうか…わたくし製造業界おり、IT業界の用語はよくわからないのです...

 

オウンドメディアとは

innova-jp.com

 

CMSとは

コンテンツマネジメントシステムの略で、CMSとは、Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築したり編集したりするソフトウェアのこと。広義には、(Webサイトに限らず)デジタルコンテンツの管理を行うシステムの総称。

引用  IT用語辞典 e-Words : http://e-words.jp/w/CMS.html

 

うん、大体わかった。自社サイトを簡単に作るシステムを提供しますということでしょう。これは完全にBtoBの事業ですね。
システム売る「物販モデル」と日々管理・メンテして月・年単位で収入を得る、「継続モデル」の組み合わせと推測します。

 


続いて、「はてなブックマークネイティブ広告」です。

ネイティブ広告は簡単にいうと自然な広告を意味しているらしいです。
はてなブックマークはてなブログに自然な形で広告入れ込むというサービス。

我々にブログを書いてもらって、場所を作り、そこを広告掲示場所として売る事業のようです。コンテンツプラットフォームが巨大であればあるほど真価を発揮する事業ですね。主な収入源はおそらくここではないかと私は考えています。
これは普通に「広告モデル」ですね。コンテンツプラットフォームは無料で提供して一部上位版が有料なので、「フリーミレニアムモデル」だと考えることができます。合わせることで相乗効果を得ているようです。

 

 

 

③テクノロジーソリューションサービス
 ビックデータサービス
 受託サービス


ビックデータサービスはSaaS型サーバー監視サービス『Mackerel』というものを提供しています。簡単にいうとサーバーもソフトも用意してビックデータ分析サービスを提供しますというもの。これもBtoBの事業。このサービスは物販を伴わないので「継続モデル」でしょう。

 

SaaSとは

d.hatena.ne.jp

 

 

受託サービスとは文字通り、開発や運営をお願いされて行うもの。
任天堂株式会社の家庭用ゲーム機「Wii U」に内蔵されているネットワークサービス「Miiverse」の開発を、開発している。これはWiiUユーザーとしては驚くべき事実である。あのサービスをはてなが開発したとは・・・身近に関係しているものですね。
しかしながら受託サービスはそんなに数は無いかもしれないですね。事例として掲載されているのもMiiverse含めて2件のみ。

 


ここまではてな事業・サービス内容を一通り見てきました。
主にコンテンツプラットフォームを開発して、広告で収入を得て、身に付いたIT開発技術を生かしてBtoBでシステムの販売・運営やサービスの提供などを行っている会社のようです。

 

 

株式会社はてなはどのような企業なのかを知るにはミッションを見るとよくわかります。

「知る」「つながる」「表現する」で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする
 


これがはてなのミッションです。最終目標は人の生活を豊かにする、すばらしいですね。自分の人生、周りの人の人生を少しでも良くする為に私も頑張りたいと思います。

 

 

 

アマゾンをつくった仕事術 ジェフ・ベゾス【読書】

ジェフ・ベゾスがどのような経緯でどのようにアマゾンを

作ったのかを簡潔に書いた1冊。

非常に読みやすく本を読みなれている人ならば2時間もあれば

読破できるでしょう。

 

<目次>

第1章 行動は熟考より正しい

第2章 道なき道こそ近道だ

第3章 未体験を商品化する

第4章 お客様の時間を節約せよ

第5章 解決案は「徹底的に!」

第6章 儲けを投資に使い切る

第7章 一生単位で一日を見直す

 

 

ベゾスは子供のころ、考えるより行動していたという。

とにかく好奇心旺盛で何かに集中するとイスごと一緒に移動させられて

いたという話もある。

また、本も大量に読み漁る、いわゆる「本の虫」だった。

 

先日記事にイローン・マスクの際にも書いたが、

天才と呼ばれる人は子供時代に大量の本を読んでいる傾向があるようだ。

やはり、読書量はかなり重要なファクターとなっているようだ。

 

ベゾスは学生時代から非常に優秀な成績を収めており、

周囲からも努力がすごいといわれるほどであった。

8歳の時に学力測定試験で優秀な成績を取り、先進的な教育で

知られた小学校に進んでいる。

中学校では英才教育プログラムを受け、

高校では680人中トップで卒業し、全米優秀生徒にも選ばれている。

さらに、大学でも大統領を二人も出した名門プリンストン大学

首席で卒業している。

ただの天才ではなく、さらに努力も並外れていたと言う。

 

並外れた業をなす人間は子供のころから並外れていた

と言うことだが、凡人のぼくには少し嫉妬心が出てしまう。

表面的にいくら真似しても本質部分のレベルが

ここまで違うのでは、真似しても違うものができあがりそうだ。

 

 

真似といえば、ベゾスも様々な企業の取り組みを真似していた。

例えば、起業は「ガレージ」ときめてガレージに非常に

こだわりを持っていた。これはパソコンメーカーの

ヒューレット・パッカードに憧れてのこと。

さらに起業時だけではなく、アマゾン倉庫のオペレーションでは

トヨタのあんどんシステムなどを採用している。

 

中途半端にコピーすると失敗し、完全にコピーすれば成功すると語っている。

完全にコピーすることは実は難しいのではないかと、僕は考えている。

完全にコピーできる調査能力と実行できる実力を兼ね揃えて初めて

完全コピーできるからである。

そのシステムの肝は何なのかを見極める力がベゾスはすごいのかもしれない。

 

「迅速かつ慎重かつ大胆」

ぼくがこの本を読んでベゾスに対して持ったイメージである。

ベゾスは起業する際にアマゾンの準備に1年もの歳月をかけている。

「とりあえず始めて、少しずつよくしていこうと」いう、

日本ではありがちなスタートを取っていない。

それは中途半端なシステムで顧客に悪いイメージを持たれるのを避けるためだ。

アマゾンといえば、書籍の販売から始まったのは有名である。

アメリカでの書籍販売といえば、最大手のバーンズ&ノーブルであった。

正面から戦えば、駆け出しの企業など相手にならない。

そこでベゾスはバーンズ&ノーブルに気づかれないよう準備を進め、

圧倒的スピードとサービスでバーンズ&ノーブルを凌駕することで

一気に市場を征服しようとした。

これこそがアマゾンの経営戦略だった。

IT業界ではわずかな時間が致命的となる場合が多い。

迅速と慎重の二律背反を見事にやってのけたのである。

 

 

「長期的経営思考」

2~3年の時間軸で仕事を行うと、たくさんの競合と闘うはめになる

しかし、5~7年の時間軸で動く企業はほとんどいない

だから5~7年の時間軸で仕事を行うとわずかな競合と闘うだけですむ

結果、多くの企業がやれないような事業に乗り出すことが可能になる。

まして10年待てる企業はごくわずかだ

だから、できれば10年単位での経営を考えたい

このような理論をベゾスは持っている。

アマゾンは最近でこそ黒字化しているが、しばらくの間、ずっと赤字経営であった。

その際に短期的な結果を求める周囲の人間も多かっただろう。

ベゾスのこの長期的経営思考があったからこそ、目の前の利益は無視して、

長期的に優位に立てる土台を作っていたと考えられる。

 

目の前の忙しさや利益に目がいっていないか

自問自答したい事例である。

我々サラリーマンでも新人なら1年、中堅なら2~3年、役職者なら3~5年、

役員クラスなら10年以上先を見据えて仕事ができたなら将来が変わるかもしれない。

上司より長期的視点を持つことで、うまい立ち回りや説得力のある考え方を

持つことができるかもしれません。

 

 

まだまだ紹介しきれないすばらしい内容が盛りだくさんでした。

これは繰り返して読みたい1冊となりました。

 

ジェフ・ベゾス アマゾンをつくった仕事術

ジェフ・ベゾス アマゾンをつくった仕事術

 

 

 

 

ビジネスモデルの勉強法

ビジネスモデルをなるべく多く知る

ビジネスモデルのパターンを多く知っていることは、

今後ビジネスを行う上で有利になると考えられる。

この状況ならあのビジネスモデル、状況が変わればあのビジネスモデルなど

引き出しが大いに越したことはない。

 

そこで自分はビジネスモデルをより多く分析するために、

「ビジネスモデルを見える化する ピクト図解」を利用している。

これは板橋悟さんが考案した図解法でビジネスモデルを簡易的に描くツールである。

 

非常にシンプルで5分もあれば描きかたは覚えられる

 

しかし、実際に描いて見るとなかなか難しい・・・

わかってはいるけど図解すると描けないそんなもどかしさに襲われる。

とにかくかく数をこなすしかないようだ。

 

 

具体的な学習法

 

板橋さんが推奨する方法として新聞記事を図解する方法がある。

僕は主にこの方法でビジネスモデル学習をすることが多い。

 

僕の場合、新聞を読み、これはという記事をスマホのカメラで記録して収集。

時間を作って図解した後に分析を行う流れである。

 

そのほか、ビジネスモデルに自分で名前をつけることを推奨している。

愛着も付き、覚えることも出来るためである。

例えば、「同業種多手法展開モデル」と名づけたモデル名がある。

これはステーキ屋を展開する企業で、一般的なステーキ屋に加え、

高品質低価格高回転のステーキ屋を展開など、

同じステーキ屋でも異なる手法をとって店舗を展開するモデルである。

これについては後日別の機会に詳しく解説するつもりである。

 

 

とあるビジネスモデルを違う業種で展開するとしたら?

今流行っているビジネスをまったく異業種で展開するとしたら、

どのようなものになるだろうか?

と自問自答することも新しいビジネスを考えるうえで有効だと思う

実際、電車に乗りながら暇なときはぼーっと考えたりもしている。

将来自分が独立するとしたら・・・誰かの商売にアドバイスをするとしたら・・・

今危機に瀕している企業を救う手立ては・・・など考え始めると意外と楽しい

電車に乗っていると様々な広告が目に入るので電車は非常にいい勉強場所かもしれない

英会話塾やイベント、展示会、転職にセールなど考えが尽きることはないだろう。

 

 

独自の勉強会を開催する

自分もそうなのだが、勉強使用と思いながらもなかなか時間を作れなったりする。

 

そんなときは仕組みを作ることで解消できる。

自分は勉強会を月に1回開催するようにしている。

とにかく場所を確保して開催する。

そうすれば、ネタを用意しなければならないし、実際に分析することになる。

誰か1人でもいれば話相手になるので飽きないし話しも発展するので、

良いことだらけである。

そんな勉強会ももうすぐ1年になり、そこそこビジネスモデル分析数も

ストックされてきているのでブログでアウトプットしようかと思った。

これも仕組み化のひとつである。

 

 

 

 

 

 

 

全世界で話題の男!? 『イーロン・マスク 未来を創る男』

 

 

初の公式伝記

 

まだこの人は誰?と思う人は多いだろう。

一般にはまだ知られていないイローン・マスクだが、

業界人にとっては脅威に感じている人・企業は多いだろう。

 「次のスティーブ・ジョブズ」はこの男ともうわたわれている

 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男

 

 

 目次

 

1.イーロン・マスクの世界

2.少年時代

3.新大陸へ

4.初めての起業

5.ペイパル・マフィア

6.宇宙を目指せ

7.100%電気自動車

8.苦悩の時代

9.軌道に載せる

10.リベンジ

11.次なる野望

 

 

■まともな思考ではない

「僕のこと、まともな人間にみえないだろ?」

イーロン・マスクが著者に対して、発言した言葉だ。

本を読みきった今は 心からこう思う、「まともな人間ではない」と。

しかし、まともな人間だったら世界を驚かせることなんてできないはずだ。

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■少年時代はとにかく本を読み漁った

「1日10時間、本にかじりついていることも珍しくなかった」

 学校の図書館、近所の図書館、書店で本を読み漁り、読むものが無くなったほど

本を読んでいたらしい。専門書からノンフィクション、フィクションなど多岐に渡る。

これが小学生3年生、4年生の頃だというから驚きだ。

極めつけは百科事典まで読破したらしい。

やはり本を読むということは「天才」と言われる人たちには共通しているのだろうか

ビルゲイツやバフェットも異常な読書家だったという。

 

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ベンチャー経営

Zip2、X.com(ペイパル)、テスラ、スペースX 様々なベンチャー企業を経営

 なにもすべてを同時に経営していたわけではない。

最初はZip2という、オンラインコンテンツの出版ソフト制作会社で、

メディアのコンテンツをオンライン化させたり、

街のニュースをオンラインに載せる、という事業

 

 それをコンパックに3億ドルで売却し、X.comを創設。

X.comは後にペイパルとして拡大し、ebyeに15億ドルで売却。

株式を10.7%所有しており、1億ドルを超える資産を有した。

 

莫大な資産を元に、スペースX社を設立し、宇宙事業に進出。

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宇宙事業を行いながら100%電気自動車にこだわった、

テスラモーターズも経営をスタート。

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太陽光ビジネスを行う、ソーラーシティもイーロン・マスクが会長を務めている。

現在は主に、テスラ、スペースX、ソーラーシティの経営を行っている。

 

 

■週100時間仕事をする

「アパートを借りる代わりに小さなオフィスを借りたんだ。ソファーで寝て、シャワーが無かったので、近くYMCA(キリスト教青年会)でシャワーを浴びたよ。」

 寝て、食事をするとき以外は仕事をしていたらしい。

まともな人間ではないことがよくわかるエピソードだ。

しかし、この情熱こそが不可能だと嘲笑われた事業を次々と成功に

導いた理由かもしれない

 

 

 

 

今の仕事に情熱や目的を失いかけている人は読んでみるとよいかもしれません。

 イーロンのまともではない人生と考え方がわかるかもしれません。

 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男