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大手製造メーカー勤務。普段気になったこと、ビジネスモデル考察、本の感想などについて書いていきます。

全世界で話題の男!? 『イーロン・マスク 未来を創る男』

 

 

初の公式伝記

 

まだこの人は誰?と思う人は多いだろう。

一般にはまだ知られていないイローン・マスクだが、

業界人にとっては脅威に感じている人・企業は多いだろう。

 「次のスティーブ・ジョブズ」はこの男ともうわたわれている

 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男

 

 

 目次

 

1.イーロン・マスクの世界

2.少年時代

3.新大陸へ

4.初めての起業

5.ペイパル・マフィア

6.宇宙を目指せ

7.100%電気自動車

8.苦悩の時代

9.軌道に載せる

10.リベンジ

11.次なる野望

 

 

■まともな思考ではない

「僕のこと、まともな人間にみえないだろ?」

イーロン・マスクが著者に対して、発言した言葉だ。

本を読みきった今は 心からこう思う、「まともな人間ではない」と。

しかし、まともな人間だったら世界を驚かせることなんてできないはずだ。

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■少年時代はとにかく本を読み漁った

「1日10時間、本にかじりついていることも珍しくなかった」

 学校の図書館、近所の図書館、書店で本を読み漁り、読むものが無くなったほど

本を読んでいたらしい。専門書からノンフィクション、フィクションなど多岐に渡る。

これが小学生3年生、4年生の頃だというから驚きだ。

極めつけは百科事典まで読破したらしい。

やはり本を読むということは「天才」と言われる人たちには共通しているのだろうか

ビルゲイツやバフェットも異常な読書家だったという。

 

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ベンチャー経営

Zip2、X.com(ペイパル)、テスラ、スペースX 様々なベンチャー企業を経営

 なにもすべてを同時に経営していたわけではない。

最初はZip2という、オンラインコンテンツの出版ソフト制作会社で、

メディアのコンテンツをオンライン化させたり、

街のニュースをオンラインに載せる、という事業

 

 それをコンパックに3億ドルで売却し、X.comを創設。

X.comは後にペイパルとして拡大し、ebyeに15億ドルで売却。

株式を10.7%所有しており、1億ドルを超える資産を有した。

 

莫大な資産を元に、スペースX社を設立し、宇宙事業に進出。

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宇宙事業を行いながら100%電気自動車にこだわった、

テスラモーターズも経営をスタート。

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太陽光ビジネスを行う、ソーラーシティもイーロン・マスクが会長を務めている。

現在は主に、テスラ、スペースX、ソーラーシティの経営を行っている。

 

 

■週100時間仕事をする

「アパートを借りる代わりに小さなオフィスを借りたんだ。ソファーで寝て、シャワーが無かったので、近くYMCA(キリスト教青年会)でシャワーを浴びたよ。」

 寝て、食事をするとき以外は仕事をしていたらしい。

まともな人間ではないことがよくわかるエピソードだ。

しかし、この情熱こそが不可能だと嘲笑われた事業を次々と成功に

導いた理由かもしれない

 

 

 

 

今の仕事に情熱や目的を失いかけている人は読んでみるとよいかもしれません。

 イーロンのまともではない人生と考え方がわかるかもしれません。

 

イーロン・マスク 未来を創る男

イーロン・マスク 未来を創る男